医療事務 勉強方法&実務体験談

元・医療事務員の呟き

専門学校生活

沢山悩んでようやく決めた専門学校。取得できる資格も多く、立地も私の理想通りで学校帰りにはよく友人と遊びに行ったりもしました。取得できる資格が多い=勉強量が多いという事で、学校帰りくらいは遊びたく…そういうことを考えると、立地は大事だな、とつくづく思いました。

同じ目標をもつ仲間達

また、同じ目標を持って同じ勉強をしている友人という存在はとても心強いもので、正直なところ私ひとりではきっと試験に合格することも無かっただろうな、と感じます。わからない所を教えあったり、試験に向けて励ましあったりする事で自身のモチベーションも上がり、何よりひとりでは無いということで安心出来ます。

通学にして良かったこと

また、通学にして良かったというのは友人関係うんぬんという以外にも利点はありました。というのも、私は小さい頃に通信制の勉強を受講していたのですがどうにも家での集中というものが出来なく、わからない所はわからないままでほったらかしにしたり一日15分のプログラムを5分で終わらしたり、次の日の分までやって次の日は何もしない、というように勉強自体が成り立ちませんでした。

結果、学力アップに繋がるわけもなく、そういう事もあって、やはり私のような人は通信ではなく通学にして授業は授業としっかりと分ける事により集中力やモチベーションを上げるということで効果が抜群に発揮されたようです。

専門学校での授業

授業が充実しているのは流石専門学校と言ったところでしょうか。医療事務は勿論、秘書実務やビジネスマナーの授業もある為、授業の中で実際に歩く練習やお辞儀の練習、電話応対の練習が実戦形式で行えるのも魅力的で、何より勉強になりました。事実、電話応対などは教科書をコピーして職場に持ち込むくらい重宝しましたね。

講師が元医療事務員ということもあって、授業の合間によく病院の話をしてくれました。ゴールデンウィークにはレセプト業務があるので例えその期間が休診日で病院が休みでも、事実医療事務員は休めない、という、働いてみないとわからないような情報まで私達生徒に与えてくれて、ただ勉強だけを教える講師とは違いとても良い先生に恵まれました。

検定対策には…

折角医療事務の専門学校へ来たのだから取得したいのはやはり、一番難しいとされている『診療報酬請求事務能力認定試験』を取るということが、生徒のみならず医療事務コース全体の目標でした。この試験は合格率が20〜30%と極めて低く、医療事務の資格の中でも最難関とされている試験です。

試験が近づくにつれ時間割は特別授業へと変わり、通常授業の前後に3〜4時間程度、医療事務の授業が入り、夏休みや冬休みと行った休日にも午前中や夕方までといったように個々の生徒に合わせて授業が組まされました。

その時間はひたすら過去問を解いたり、模擬試験としてたっぷり3時間(本番と同じ試験時間です)かけて学科から外来レセプト、そして入院レセプト、と問題を解いたりして試験自体に慣れさせられました。

そうすることで、試験という雰囲気にも慣れる上に、行っているのは実際過去に出題された問題なので何度もやると出題パターンがわかってきます。そうすると、直接点数表に書き込みをしたり、出やすい箇所をまとめて表にしたりと自分なりに試験に向けて工夫することが出来ました。

無事合格!次に待ち構える新たな試験?

そういった学校の強力なサポートのお陰で私は無事、一度の試験で診療報酬請求事務能力認定試験に合格することが出来ました。この1年間、まさにこの資格を取得する為に勉強していたといっても過言ではありませんでした。

そうして2年生になり、その資格を看板に私は就職活動へと入りました。こうやって、履歴書に自信を持って誇れる資格があるというのは自分のモチベーションアップにも繋がるし、何より『この資格があるから大丈夫』という自信に満ち溢れて、就職の厳しさなんてこの頃は何もわかっていませんでした…

資格はあっても経験がない!

何度も言うようですが、今の医療事務の求人は“資格”よりも“経験”が重要視される傾向になっています。私が就職活動をしている時も既にそのような時代で、備考欄には大抵『医療事務経験○年以上』といった文字が多く目立っていました。

学校には“就職センター”というものがあり、その名の通り学生の就職をサポートするセンターです。求人表に実務経験が書かれていても直接病院へと電話をして問い合わせ、院長と交渉し、学生の履歴書を送る許可を得ていたとても有り難いセンターです。

就職センターの方々の努力によって私達学生はなんとか面接の機会を貰って色々な病院へと就職活動が出来ていました。が、やはり不況は不況…。そうも上手くはいかないもので、書類審査で落とされることが殆ど

何とか面接へ行っても「学生だよね、実務経験はないの?」「出来ればすぐに働いてもらいたいから、ある程度1人で出来る方がいいんだよね」と冷たく言われる始末…卒業間際になっても就職が決まらない生徒も多くいて、私もその中の1人でした。

見落としていた“地元”

結局、就職が決まらないまま私は専門学校を卒業しました。私の学校には、就職サポートがついており、卒業した後でも在学中と同じように就職についてサポートしてくれるという制度があったので、卒業後も学校へ通ったり、ハローワークへ通うなどして就職活動を続けていました。

ですが、卒業後もいくら面接へ行っても「実務経験が無い」ということで不採用とされる繰り返しで「いっそ普通の会社に事務として就職して何年か社会経験を積んだ後にまた医療事務を目指してもいいのでは?」と親からも言われましたが、ここまで来ると私としてももはや意地で“絶対に医療事務に就いてやる!”という気力だけで就職活動をしていたように思えます。

そんな気持ちを悟ってくれたのか、そんな時親が地元の病院を紹介してくれました。どうやら丁度空きが出たということで募集をしていたそうです。田舎の場合は、実務経験うんぬんで決めるというよりも、人員が足りないから募集をする…という所が多く、今までも何の資格もない主婦の方が事務をやっていたりしていたので実務経験は問わないとの事。

田舎に帰ることはあまり嬉しい結果とは言えませんでしたが、ここで実務経験を積み、再び都会で今度は「実務経験有り」として就職活動をしようと思い、地元の病院の面接を受け、無事に就職しました。

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